1月。
新たな1年のスタートとともに。
ヨガのクラスでも、はじめましての方との出逢いが増えています。
1月&4月は、ヨガをスタートされる方がぐっと増えます^^
新しいことを始める後押しをしてくれるような、良い季節ですよね。
そんな季節に、思い出すことがあります。
はじめてお会いした、ある方との会話です。
「ヨガの講師をしています。」
私がそう伝えると…
目の前に居た方は、ちょっと曇ったような表情になりました。
「以前、ヨガ教室に行ったらカラダが硬くて笑われたんです。」
「それ以来、ヨガ教室へ行くことに抵抗感を感じていて…。」
こころの内を話してくださいました。

その日、参加していた方たち。そして先生にも笑われてしまった。
とても悲しい気持ちになり…
辛い気持ちでヨガの時間を過ごし…
それ以来、ちょっと怖くてヨガ教室には行ってないんです、とのこと。
そんなヨガ教室があるなんて。
とてもびっくりです。
というか、それ…
ヨガじゃないかもしれません。
ヨガっぽい動きをしたかもしれないけど。
ヨガ風の何かです。
正直、「ヨガ」という言葉を使わないでほしいなと…
とても悲しくなりました。
スタジオマカナにずっと通ってくださっている方々は、うんうんと頷いてくださるはず。
ヨガは、カラダの柔軟性を競うものではないし…
カラダが硬いとできないものではありません^^
周りの人と比べて、優劣をつけるものでもないし。
できない動きがあっても大丈夫。
(もちろんポーズは深まりますし、楽しんで色んな動きにチャレンジしていくことは◎です^^)
じゃあ、ヨガってなんだろう…?
ヨガで大切にしている考えのひとつに、こんな言葉があります。
「Ahimsa(アヒムサ)」
直訳すると、「苦痛を引き起こさないこと」。
もう少し柔らかくすると…
自分自身も
周りの人たちも
大切にしましょう

そんな教えです。
当たり前のようで、言葉で言うのは簡単だけれど。
意外と忘れてしまいがちなこと。
こころとカラダ。
言葉や態度、考え方。
自分自身・周りの人たち・今ある環境・モノを大切にすることを改めて考えさせてくれます。
周りの人とポーズを比べて優劣をつける。
できない人を見て、みんなで笑う。
そんなとき、心は穏やかでしょうか?
きっとどちらの人も、心の中がザワザワ…
幸せな気持ちとは遠いところにいるはず。
それがひとつ。
「ヨガ」と「ヨガ風の何か」との違いかなと思います^^
もちろん。
大切にすること = 甘やかすこと
とは、少し違います。
(でも、ときには自分を思いっきり甘やかすこと、あってもいい^^!!)
大切にすること = 愛を持って接すること
とも言えるかなと思います。
なので、あなたのためを想い。
厳しい言葉をかけてくれる先生もいるかもしれません。
でも。
愛のある言葉・態度なのか?
悪意のある言葉・態度なのか?
場の空気を和ませるために、緊張しないように笑ってくれているのか。
悪意を持った笑いなのか。
きっと、なんとなく感じ取れると思います。
今回は、お話の内容から、ヨガとは全く関係のないところでの悪意を感じたため、「ヨガ風の何か」と書かせていただきました。
ヨガの時間に笑うこと = 「ダメ」
ではないですよ〜 ♪
ヨガは、自分自身を幸せに・快適にするためのひとつのアイテム。
使うときにも。
ぜひ楽しんで使っていただけたらいいなと思います。
毎日をここちよくするヨガライフを♡
*Mahalo*





