<2015年の記事を編集し、再アップしています。>
今日は、生徒さんからよくご質問をいただく
「ヨガ前後の食事」
について、書いていきたいと思います!


(マウイ島ヨガティーチャートレーニング中のごはん。)
ヨガをする前の食事について
ヨガのアーサナ(ポーズ)や呼吸法は
「空腹の状態で行うのが良い」
とされています。

よく言われるのは…
「ヨガをする2時間前は食事を控えてください。」
というもの。
書物によっては
「3〜4時間前(!)は食事をしないように。」
と記されているものもあるので
2時間前というのはあくまで目安です。
サラダを食べたとき/焼き肉を食べたとき
満腹まで食べたとき/腹6分目くらい食べたとき
カラダの状態や消化に必要な時間は、全く違いますよね。

要は、
なるべく胃が空っぽ(空腹)の状態でヨガしてね~。
空腹の方がヨガの効果を最大限に引き出せるよ!
ということ。
食後は血液が胃や腸に集まり
消化・吸収などに専念すべき時間です。
消化活動のためにエネルギーを使いたい時間。
そんな時に全身へ血流を巡らせたいヨガをすると…
なんだか、どちらも中途半端になりそうですね。
満腹の状態で動くことは内臓への負担が大きくなり、カラダも重く、そして硬くなります。
いつも出来るポーズが辛く感じたり。
集中できなかったり。
特に、内臓に刺激を与える
ねじるポーズや逆転のポーズ。
呼吸筋を強く使うような呼吸法を行うと
気分が悪くなってしまうこともあります。
ですので、ヨガの効果の面でも。
ヨガをするときの快適さの面でも!
できるだけ空腹で行うことが推奨されています。

ヨガの直前に食事をする場合には、
満腹になりすぎないよう。
消化に負担のかからないものを選んだり。
食事の量を調整してあげるだけでも◎です。
ヨガ後の食事について
ヨガの後は
「食べたものの吸収が良くなる」
と言われています。

添加物や白砂糖・ジャンクフード etc…
カラダにあまり取り入れたくないものは控えめに。
できるだけカラダやこころの栄養となる
良質なものを積極的に取ってあげると◎です。
そして、ヨガの前と同様。
ヨガの後も空腹でいる時間を取ったほうが
効果的と言われています。
長い時間空けるのは難しくても。
ヨガの後「ハーブティーで一息つく」など。
カラダと心が少し落ち着いてから。
食事をするのも良いかなと思います。

(なので、スタジオでもお茶をお出ししていました^^)
ヨガの後は、特別な意識をしなくても。
「ジャンクなものを欲しなくなる!」
「カラダに良いものが食べたくなる!」
とおっしゃる生徒さんも多いです^^
自然と自分に必要なものを
欲するようになるのですね。
カラダって凄い!

そうは言っても難しい!ときには…
ヨガ前後の食事について
古典的なやり方を厳密に守ろうとすると…
「ヨガの前後、2〜3時間は食事を取らないほうがよい。」
となります。
修行僧ならともかく!
普通に生活をしていると、かなり難しいですね。
食事に限らず。
ヨガの教えを全て守ろうとすると、現代の暮らしの中では、難しいことがたくさんあります。
こうあるべき。
こうするべき。
こうでなきゃいけない。
これが正しい!
そんな教えにとらわれすぎて
ヨガが苦しくなったり。
ヨガをしなくなっては、本末転倒です。笑
ヨガ前の食事も。ヨガ後の食事も。
カラダの感覚や調子を見ながら。
自分にとってのベストなバランスを探していきましょう!
わたし自身は、モリモリ食べたい時には、気持ちよく食べています。
特に、ヨガをしたあとのごはんって、すごく美味しい!笑

ヨーガ・スートラにも描かれていますが…
“何を食べるか”
よりも
“どんな気持ちで食べるか”
の方が大切なこともあります。
「楽しい♪美味しい♪ありがとう♪」
そんな、あたたかな気持ちでいただいた食事は
毒にはならないそうですよー^^

今、時間的なゆとりのある方や
「カラダや心を変えたい」「早く効果を感じたい」「なんだか試してみたい♪」
そう感じる方は、意識してみてはいかがでしょうか。
そういえば先日。
ヨガの前にゴハンを食べてきた生徒さんが、
「呼吸が苦しかった」
「息を吸えないし吐けないし~!」
とおっしゃっていました。
過去にヨガをしていた時は、ごはんを食べても全然平気だったのにと。
きっと以前は、あまり呼吸筋を使わずに。
肺の上の方だけを使うような
浅い呼吸をしていたのではないかなーと。
今は、呼吸が深まっている分、不快に感じたのかもしれません。
こんな風に色んな変化があること。
その時々でいろんな感覚に気付けることも
ヨガを続けていく楽しみですね♪
いつでも自分と相談しながら。
楽しくヨガを続けていきましょう。
呼吸とこころを 柔らかく のんびりと♡
しょうこ






















