「感じとる力」を高める ① 〜ヨガで大切なこと〜

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先日、オンラインヨガクラスにて
ポーズのひとつである「ダウンドッグ」のワークショップを開催しました。


(オンラインヨガメンバー様は、いつでも “ワークショップ” ページからご覧いただけます!)

 

日々のクラスでも
ポーズのやり方・ポイントなど、お声がけしながらクラスを進めていきます。

でも、実践メインのクラスでお伝えできることは、ほんの少し。

 

たまにはじっくりと。
解説するような時間があるのも良いかな〜と思い、こんな機会を作ってみました^^

そんなワークショップ開催後、すぐのこと。

 

参加してくださった方が

「呼吸がしやすくなった!」

と、伝えてくれました^^

 

お伝えした内容を実践してくださって、より良い変化が生まれたこと。
とても嬉しい!

 

 

けれど、何より。

お話を聞いている中で、ご自身のカラダや呼吸を丁寧に観察されていることが伝わってきて。

ワークショップでお伝えしたことを取り入れて…
「どんな風に感じるかな?」

そんな視点を持ちながら、ヨガの時間を過ごしていただけること。
とても嬉しいなと思ったのです。

(その方は、「呼吸」以外にも、たくさんの気付きをシェアしてくれました^^)

わたしがお伝えすることは、ひとつの例で
それが、すべての人にとって快適さに繋がるとは限りません。

 

だから、今回のように、ワークショップでお伝えした内容も。

・やってみたら、今までより快適になった!
・ん〜、よくわからないなぁ〜
・なんか試してみたけど、心地よくないなぁ…

etc.

みなさんそれぞれに、いろんな感覚が生まれていると思います。

 

ヨガでは、その

「快」「不快」「よくわからない」

そんな自分の今の感覚に
気付くこと」「感じとること」

 

それがとても大切です◎

 

感覚を感じとるために
様々なポーズ・動きを行っている
と言っても過言ではありません。

 

どんなポーズができるのか
どれくらいできるか
柔軟性はどうなのか


そういったことよりも、すごく大切なこと。

日常生活の中では、どうしても
「感じとる」ことよりも「考える」
時間が多くなりがちです。

それが決して “悪いこと” ではないけれど。
(生きていくうえでは、どちらも大切な要素◎)

現代社会では特に。
圧倒的に、「感じとる時間」が少なくなっている。

 

人間は、たくさんの素晴らしい機能を持っているけれど。
ずっと同じようにそれがあることは、当たり前じゃない。

あまり使わないものは「必要ないのねー!」と判断され、少しずつ機能が低下していく…

普段、あまり使わないカラダの部分が、硬くなったり動きにくくなったりするのと同じように。

 

「感じとる」という機能が低下したら…

わたしたちは、どうなるでしょう?

よかったらイメージしてみてください。

きっと、みんなそれぞれに。
色々なことが思い浮かぶはず^^

 

ヨガで感覚を感じとることを大切にしている理由は、また次回、続きを書きたいと思います♡

 

呼吸とこころを やわらかく のんびりと ♪

 

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