森で暮らした6年半・病気と学びと発狂と 〜スタジオマカナのこれまで・これから【中編】〜

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愛猫の病気とともに

仙台のスタジオを終了した翌年からは、オンラインでヨガをお届けしながら、ほぼ森の中で過ごした。
結構な引きこもりだったと思う。

というのも、我が家の愛猫・キキの病気(てんかん発作)が発覚したからだ。

 

いつ発作が起きるかわからないこと。1日に3回お薬を飲ませる必要があることから、宿泊を伴う外出はできなくなり、長時間の外出も控えるようになった。

発作が始まった当時、キキは、まだ2歳。
キキと一緒にお迎えしたココは、生後半年ほどで病気でお空へ旅立っていた。
それもあって「キキまで病気なんて…」と、ナイーブになっていたし、心配性が爆発していた。


(大好きなココとキキ)

発作が始まってから2年ほどは、症状が悪化するばかりで…

発作でキキが怪我をしてしまうこともあり、心配は絶えず。
夜中に発作が起こることが多く、寝不足の日も続いたりした。

 

 

それでも幸い、わたしには時間の余裕があった。
思う存分、キキに寄り添うことができた。

この時、仙台のスタジオは、ちょうど良い時期に終了したのだなと実感した。
頭の声じゃなくて、心のナビを信頼して良かった。

 

私はそれまで、自分のことだけを優先して生きることができる環境だったけれど。

キキが病気になったことで、自分以外の誰かを優先すること。寄り添って、ケアすること。
時には、自分の意に反して、ゆっくり眠れなかったり、思い通りに物事が進められないこと。

そんな時間を経験することが、私にはすごく必要だったなと感じている。

キキは、今現在も発作とともに。でも、元気に生活しています。

「病気があっても、健やかであることはできる。」
「病気があっても、幸せであることはできる。」

そんなヨガ哲学の教えを言葉だけでなく、身をもって教えてくれているキキ。
本当に大切で大好きな存在です。

 

内側へと意識を向ける・内観と学びの日々

そんな訳で、森で暮らした6年半は、物理的にも精神的にも。
外へ向かう時間が減った代わりに、自分の内側を見つめるような時間になった。

大好きなヨガのこと。心のこと・カラダのこと・エネルギーのこと。食養や自然療法。
じっくりと学ぶこともできて、とても充実した日々でした。

 

自分の中にどっしりとヨガの軸ができた伝統的なヨガの学び。

 

何度も学んでいるヨーガ・スートラの学び直し。
今回は、チャンティング(詠唱)ができるようになることが目標!
この学びは、現在も継続中です。

 

そしてこれから先、年を重ねていっても、快適なカラダで過ごせるように。もし、動きにくくなったり痛みが出たとしても、その時の自分に寄り添えるように。

私自身も、ヨガクラスに来てくれる生徒さんたちも。安全にヨガを続けられるように。

解剖学の学びにもチャレンジしました。

学ぶこと+それを自分で体感する時間を通して。
「ヨガ」の素晴らしさを改めて実感できたし、「ヨガ」への信頼が増した。

もちろん、ヨガが全てではないけれど、私はやっぱりヨガが好きだ。

きっとこれから先、どんな伝え方になったとしても。場所やカタチは変わっても。
「ヨガを伝える」ということは、ずっと続けていくような気がしています。

 

私はよく、森の中で暮らしていた期間を「人生の夏休み」と表現していた。(仕事はしていたけれど。)

本当にギフトのような時間でした。

ちょっと息抜き。森暮らしで、大変だったこと!

美しい鳥の声。風とともに木々が揺れる音。川の音。車はほぼ通らず、BGMは自然の音のみ。
たくさんの動物たちが住む、自然豊かな場所。目に映るのは、ほぼ自然。そして毎日、温泉に浸かる日々…

なんてHappyな森暮らし!
けれど、自然の中での暮らしは、美しい反面。様々なことに悩み・対処する日々でもありました。

今回は、ちょっと息抜きに。森暮らしのびっくりをご紹介します。笑

 

● 虫問題

やはり、とても大変だったのは、虫ー!!!

・毎日、いろんなところにカマドウマが出現。(だからハンターのように、いつも壁や床、天井をチェックしていた。)
・窓を閉めていようとも!お構いなしに家の中へ入ってくる虫たちがいる。(定番は、てんとう虫・カメムシなど。)
・家の中で見かける蜘蛛やムカデがビックサイズ  など

何度、発狂したかわからない。
その度に、旦那さんとキキが私のもとに駆けつけてくれた。笑

夜に1階の部屋で電気を付けて、オンラインヨガを配信していると…
虫たちが窓の隙間から、行列をなして入ってきて、天井を飛び回っているなんてことも。
クラス中は、なんとか平常心を保ち。クラスが終わった後、対処に明け暮れた。笑

移住したての頃は、虫に対する耐性が無かったため、本当に「長くは住めないかも…」と思っていた。

 

一番、頭を悩ませたのは、アリ。
住み始めて最初の年のある朝。床を大量のアリたちが行進していた。(ぎゃー!)

穴を塞いでみたり、アリメツ(アリを退治するアイテム)を使ってみたりしたけれど、翌年にはまた違う場所から出てくる。

 

そんな訳で、アリ騒動は毎年続き。
一番、衝撃的だったのは、天井から雨のようにアリが降ってきたこと…!!(苦手な方、すみません。)

PC作業をしているデスクの上に、なぞにアリが増えていく現象。まさか天井からとは気が付かず、イリュージョンかと思ってしまった。

この頃には、虫耐性ができていたので、面白いネタだなと思って笑っていたけれど。
「天井からアリ事件」は、我が家で一生、語り継がれるであろう事件のひとつになった。

もちろん、森の中のにある家すべてがこうではないと思うけれど、長年空き家で放置されている家などは要注意!です。
(我が家は、壁の中にアリ御殿ができていたので…)

びっくり事件は、もっとたくさんあるのだけれど、それはまた機会があれば^ ^

新しい場所へ!夏休みの終わり

自然に癒されたり、発狂したり。笑
なかなか楽しい日々だった森暮らし。とても貴重な経験でした。

ですが、様々なきっかけが同じ時期に重なり「引っ越しする?」そんな流れになった。

・雨漏りが再発して、ヨガクラスをお休みしていたこと(+カビ問題)
・コロナ禍も過ぎ、旦那さんの出張が増えていたこと(青根からだと交通の便が悪かったり、雪で出れなくなることも…)
・「そろそろ動き出したいな。夏休みは終わりだな。」そんな気分になっていたこと。

などなど。

はじめは、具体的に「仙台」と決めていた訳では無い。というか、仙台はもう住んだことがあったから、全く候補に入っていなかった。
県内・県外、借りるのか・買うのか。

海の近くに住みたい!なんて話も出たけど、上手く進まず。(→この話はインスタに

いろんな流れに流されて・流されて… 結果、ふたたび仙台に住むことになった!

今は、仙台に決まって良かったなと思っている。
パン屋さん・カフェ・本屋さん。催事やイベント。都会の楽しみを満喫中です♩笑

 

→次回は、これからのスタジオマカナについてのお話!♡

 

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ふたたび、仙台で。新しいスタジオマカナが始まります 【後編】

この記事を書いた人

三品尚子

三品 尚子Shoko Mishina

全米ヨガアライアンス認定講師(E-RYT200 / RYT500)
Studio Makana(スタジオマカナ)代表 / ヨガインストラクター

20代の頃に抱えていた慢性的な肩こりや疲労感、自律神経の乱れをヨガで克服した経験を持つ。インド伝統のヨガ哲学や中医学を深く学び、ポーズの美しさやエクササイズ目的ではなく、「心とカラダを根っこからととのえる」ためのヨガを指導。 現在は仙台市若林区のスタジオおよびオンラインにて、30代以降の女性の不調改善と「自分らしく幸せに生きるための土台づくり」をサポートしています。

宮城県仙台市在住

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